こんにちは。
ファシリカ長野です。
皆さん、茶歌舞伎ってご存じですか?
別名、「闘茶」や「利き茶」ともいいます。
「花・鳥・風・月・客」の名前がついたお茶を飲み、それぞれの銘柄や産地などを見極めて当てる遊びです。
鎌倉時代にお茶とともに中国から日本に伝わったのが始まりで、昔は賭け事にも使われていたそうですよ。
今回は、「玉露」「上煎茶」「深蒸し茶」「番茶」「発酵茶」の5種類を用意していただきました。
まず最初に、5種類の茶葉を見たり、匂いを嗅いだりします。
その後、一種類ずつお茶を入れていただき味わっていきます。ここでは、銘柄とそのお茶についての説明も行っていただきました。
一種類ずつ味わいながら、「色は緑色だった」や「独特のにおいがした」「苦味が強め」など、自分で感じたことをメモしていきます。
それぞれ色や香り、味がまったく違っていて驚きました。
どれもとても美味しかったです。
特に私が衝撃を受けたのは、「発酵茶」! 最近流行っているそうです。
少しエスニックな香りもするような…。これはあくまでも私の主観ですが、、とても新鮮な香りと味でした♪
そしていよいよ大会の始まりです!
先ほど飲んだ5種類のお茶を、今度は名前を伏せた状態で飲んでいき、1つお茶を飲む毎に、自分が思う銘柄の札を投札箱に入れていきます。
一度入れた札は変更することができません…!
5種類全部飲み終えたところで、投札箱を開けて答え合わせをします。
結果はというと…
全問正解者が14人中6人!
こんなに全問正解者が出ることはないそうです。皆さん優秀ですね♪
勝負は勝負でしたが、様々な銘柄のおいしいお茶をいただけて、和やかで楽しい会でした。
また、今回お茶について教えていただき驚いたことは、緑茶や抹茶、紅茶などお茶には色々な種類がありますが、原料はすべて一緒なんだそうです。
生成過程において、様々なお茶になっていくそうです。
また、うま味を出したい場合はぬるめのお湯で、香りを出したい場合は熱めのお湯でお茶を入れると良いということも教えていただきました。
お茶って奥が深いですね。
今回、茶歌舞伎を主催していただいたのは、長野中央通り、セントラルスクゥエアの目の前にお店を構える「長喜園」さんです。明治37年創業で、約120年の歴史を持つ有名なお茶屋さんです。
お茶の他にも、生クリームどら焼きやばばろあなど、抹茶やほうじ茶を使ったおいしいお菓子がたくさんあります。私も食べに何度も食べに行かせていただいたことがありますが、何を食べてもすごく美味しい…。私が言うまでもないかもしれませんが、おすすめです!
是非、立ち寄ってみてください。
今度、「長野のりんごで作ったタルトタタン」食べてみたいな…。